冬の花粉症

スギ・ヒノキ、カモガヤ、ヨモギ、ブタクサなど、アレルギー症状を引き起こす花粉は、ほぼ一年中飛んでいるといっても過言ではありません。

 

日本は南北に細長い地形のために地域差があり、花粉症の原因植物の特徴や飛散期も異なります。たとえば、スギは北海道・沖縄にはほとんど存在しないため、スギ花粉症はありませんし、花粉の飛散も九州では1月下旬くらいから始まりますが、東北では3月上旬以降からと差があります。

 

ハンノキやスギ、ヒノキの花粉は1月から飛散し始めますが、1月といえば「真冬」ですよね?冬は、花粉の飛散が少ない時期で、花粉症の方たちが唯一安心できる季節だと言われていますが、実は、花粉の飛散は1月〜2月からもう始まっているのです。

 

 

春の花粉症対策として、抗アレルギー薬の予防服用があります。アレグラ、オノンなどの抗アレルギー薬などは症状が本格的に始まる前から服用する事で最大の効果が発現します。症状が出てから服用し始めたのでは遅いのです。

 

症状が発現する2週間程度前から服用を開始するのが最も効果的な服用方法である事をしっかりと確認し服用しましょう。


 

スポンサードリンク
>

 

冬の花粉症の原因となるアレルゲン

 

スギ花粉(樹木)
飛散のピーク

九州地方では3月上旬頃、四国、中国、近畿、東海、甲信、関東地方では3月中旬から下旬頃、北陸地方から東北地方南部では3月下旬から4月上旬頃。
また、東北地方北部では4月上旬から中旬頃。
※九州など、早い地域では1月から飛散が始まることがある。

飛散地域 北海道・沖縄、その他離島地域を除く日本各地。
特徴

花粉症の代名詞とも言える「スギ花粉」。
花粉症の中でも最も患者さんが多いのが、このスギ花粉症です。
風に乗って遠くまで飛散し、時には数〜数百qも離れた地域から飛んでくることもあります。

アレルギー症状 スギ花粉症の症状と同じく、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ。重症化すると、咳や頭痛などを伴うこともある。

 

ヒノキ花粉(樹木)
飛散のピーク

九州から四国、中国地方にかけては4月上旬、近畿、東海、甲信及び関東地方では4月中旬。
※九州など、早い地域では1月から飛散が始まることがある。

飛散地域 九州から東北まで広く飛散する。
特徴

スギのアレルゲンはヒノキと共通した部分があるため、スギ花粉症の患者さんはヒノキ花粉でも症状が出る人もいます。

 

ヒノキ花粉の飛散量は、スギ花粉に比べれば非常に少ないのですが、この20年ほどの間にヒノキの植生数が増えており、今後はヒノキ花粉症が増加すると予想されています。

アレルギー症状 くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ。重症化すると、咳や頭痛などを伴うこともある。

 

ハンノキ花粉(樹木)
飛散のピーク 1月〜4月。
飛散地域 主に北海道や北陸。
特徴

ハンノキは、北海道や北陸の湿地、湿原や池沼のまわりに自生しており、公園などにも植えられている。
シラカンバ(シラカバ)と共通抗原性があるので、両者を合併している場合がある。

アレルギー症状 鼻水、くしゃみ、目や皮膚のかゆみなどが一般的ですが、シラカバやハンノキ、イネ科の花粉症がある人がある果物や野菜を食べると、口腔アレルギー症候群という症状が出ることがあります。

 

冬の花粉症対策

 

冬の花粉症対策

冬は、アレルギー症状を引き起こす花粉の飛散量が、一年の中でもっとも少なく、花粉症に悩む人たちにとって、冬は唯一穏やかに過ごせる季節ではないでしょうか。

 

しかし、前述したように、スギやヒノキ・ハンノキの花粉は、早いところでは1月下旬から飛散し始めます。

 

医療機関で予防のための治療を受けたり、アレルギー予防のサプリメントを摂取したり、冬のこの時期に、何かしらの手を打っておくと良いかもしれません。

 

また、冬はインフルエンザやノロウィルスなどの感染症が流行する時期でもあります。
病気を予防し、体力や免疫力をダウンさせないよう、体調管理に気をつけましょう。

 

一年でもっとも乾燥する季節ですから、アレルギー体質でない人でも、皮ふの痒みなどのトラブルを起こしやすくなります。

 

肌の保湿を心掛け、乾燥から皮膚を守ってください。

 

外出から帰宅したら、コートやマフラーなどは玄関の外で脱いで、花粉やほこりを払ってから家に入るなど、家の中に花粉を持ち込まない工夫をしましょう。

 

これは、インフルエンザなどのウィルスにもある程度の効果がありますので、ぜひ習慣付けると良いと思います。

 

うがいと手洗いもお忘れなく!!

スポンサードリンク