バイナス錠(50mg/75mg)

特徴

バイナス錠は、アレルギー性鼻炎(花粉症など)に対して使用されるトロンボキサンA2阻害薬に分類される治療薬となります。効果が出てくるまでに時間がかかるので1か月前ぐらいから服用を開始する事でしっかりと効果が期待できます。

 

鼻水鼻づまりの症状は、トロンボキサンA2という物質がトロンボキサンA受容体に結合する事で現れます。バイナス錠は、この結合を防ぐ事で鼻水、鼻づまりの症状を防ぎます。

 

以前服用した事はありますが、効果が出てくるまでに時間がかかる事が実感できました。バイナス錠単剤では服用開始後1週間では効果を感じる事は出来ませんでした。あまりにも効果を実感できなかった為、タリオン錠と併用した所非常に効果が出てきた事がありました。

 

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規格・剤形

50mg/70mg 錠剤のみ

 

 

効果効能

アレルギー性鼻炎

 

 

成分名・一般名

ラマトロバン

 

 

用法用量

成人
1回75mgを1日2回、朝食後及び夕食後(又は就寝前)に服用 

 

 

高齢者(65歳以上)では、バイナス錠の血中濃度が非高齢者と比較すると高濃度になる事が推定される為、低用量(100mg/日)から服用を開始するなど注意が必要となります。


 

 

作用機序

鼻粘膜血管、血小板のトロンボキサンA2(TXA2)受容体結合 ⇒ 血管透過性亢進作用抑制作用、炎症性細胞浸潤抑制作用

 

炎症細胞上(好酸球など)のプロスタグランジンD2(PGD2)受容体結合 ⇒ 炎症細胞の遊走や脱顆粒の抑制作用

 

 

半減期

約2時間となっています。

 

 

警告

特になし

 

 

禁忌

過敏症既往歴患者

 

 

併用注意

抗血小板薬各種
バイナス錠は血小板凝集抑制効果もある為、出血しやすくなる可能性がある為、服用に関して注意が必要となります。

 

 

副作用

副作用として
肝機能を示す数値の上昇(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-P、LDH、ビリルビン)、APTT延長,尿潜血、発疹、掻痒などの副作用が0.1〜5%未満の頻度で報告されています。

 

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バイナス錠では体重増加の副作用の報告はあがっていなく
特に体重増加、食欲亢進などの副作用について
心配しなくていいかと思われます。

 

詳細についてはこちらから。


 

 

排泄経路・性状・代謝酵素

バイナス錠(成分名ラマトロバン)は、胆汁を介した糞中排泄が主となります。

 

 

注意点

効果発現まで時間がかかるので花粉が飛散し症状が出る約1か月前から服用を開始する必要があります。

 

花粉が飛散し鼻水、鼻づまり症状が出てしまている場合は、抗ヒスタミン剤(アレグラ、タリオン、アレロック等)と併用する事が効果的となります。

 

 

妊婦・授乳婦

妊婦には安全性が確立していない為、治療の有益性が危険性を上回る場合のみの服用となります。
また授乳婦では、動物実験(ラット)にて乳汁中への移行の報告があり避ける事が望ましく、やむを得ず投与する場合は授乳を避ける事となっています。

 

 

薬価

バイナス錠の薬価は1日当たり276.6円となります。

 

 

医薬品名(メーカー) 薬価
バイナス錠50mg 110
バイナス錠75mg 138.3

*H26年4月変更薬価(次回はH28年4月予定)

 

花粉症治療薬でもっとも有名かと思われるアレグラ錠が1日当たり薬価ベースだと143.8円となりますが、バイナス錠の場合では1日当たり276.6円となり、ほぼ倍の薬価となります。

 

 

ジェネリック医薬品(後発医薬品)

 

ジェネリック医薬品はまだ2000年に薬価収載されたばかりとなり、発売されていません。

 

 

市販医薬品

バイナス錠と同じ成分の市販医薬品は販売されていません。販売されている市販医薬品は下記のアレグラFXとアレジオンなどとなります。

 

アレグラ錠添付文書

 

最新のアレグラ錠の添付文書については下記リンク先から確認する事が出来ます。

 

>>医療用医薬品の添付文書情報

 

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