タリオン錠(5mg/10mg) OD錠あり

特徴

タリオン錠は、効き目もよく眠気もほどほどのバランスのいい花粉症に効果のある抗ヒスタミン薬と個人的には思います。一般的に、アレロック錠よりは少し効果が落ち、眠気の副作用も少ないといった感じですね。

 

薬価もそれほど高くなく使いやすい抗ヒスタミン薬になるかと思われます。

 

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規格・剤形

錠剤のみとなり、5mg/10mg、口中崩壊錠であるOD錠5mg/10mgの2規格となります。

 

 

効果効能

アレルギー性鼻炎

 

他にじんましん、皮膚疾患に伴う掻痒

 

 

成分名・一般名

ベポタスチンベシル酸塩

 

 

用法用量

成人
1回10mg錠を1錠、1日2回に分けて服用 
*適宜増減あり

 

 

服用時点は特に食後と決まっていなく
朝夕食後で処方される事がほとんどとなります。

 

基本的に成人の適応となりますが
10歳程度から大人量で処方される事も、経験上あります。


 

 

作用機序

・ヒスタミンH1受容体拮抗作用
・I型アレルギー反応抑制作用
・好酸球、サイトカインの産生抑制作用

 

 

ヒスタミンH1受容体拮抗作用というのが、すぐに花粉症の症状を改善してくれる作用

 

好酸球遊走抑制、サイトカインの産生抑制作用というのが予防作用


 

 

半減期

半減期:3時間前後

 

Tmaxは1時間前後となり、服用して1時間程度で最高血中濃度となります。
つまり効果が出始めるのが非常に早い花粉症薬となります。

 

 

警告

特にありません。

 

 

禁忌・併用注意

タリオン錠の成分でアレルギー等の過敏症を起こした方

 

タリオン錠においては、特に飲み合わせに注意する必要はなく、使いやすい薬かと思われます。

 

 

副作用

タリオン錠服用による主な副作用として、眠気、口渇、悪心、胃痛、下痢、倦怠感(だるさ)、嘔吐、胃部不快感などの報告があります。

 

副作用の中でも一番多い副作用が眠気となっており、5.7%の方に生じています。

 

眠気の副作用について
タリオン錠で眠気は出る可能性はそれほどは高くないというのが実感としてあります。
こちらにあるように、他の抗ヒスタミン薬より脳内H1受容体占有率が高いというデータが出ていますが、実感としてはそれほどでもなく感じます。

 

抗ヒスタミン薬での眠気の出やすさ比較

 

抗ヒスタミン剤で体重増加、太る副作用!?

 

 

抗ヒスタミン剤で太ってしまう副作用がある?

 

タリオン錠においては体重増加の副作用は報告されていません。

 

しかしながら他の花粉症薬において、割合はかなり少ないですが、食欲増進作用により体重増加の副作用が発現する可能性があります。

 

詳細についてはこちらから。


 

 

排泄経路・性状・代謝酵素

尿中に約75〜90%が未変化体での排泄となっており、腎排泄メインと考えられます。

 

 

注意点

眠気、集中力の低下が起こる可能性が比較的ある為、車の運転等には十分に注意する必要があります。

 

 

妊婦・授乳婦

妊婦には安全性が確立していない為、治療の有益性が危険性を上回る場合のみの服用となります。
また授乳婦では、動物実験(ラット)にて乳汁中への移行の報告があり避ける事となっています。

 

 

薬価

タリオン錠は1日当たり通常では80円程度の薬代となります。

 

医薬品名(メーカー) 薬価
タリオン錠5mg/OD錠5mg 41
タリオン錠10mg/OD錠10mg 49.9

*H26年4月変更薬価(次回はH28年4月予定)

 

 

ジェネリック医薬品(後発医薬品)

タリオン錠のジェネリック医薬品は現在の所、発売されていません。
販売開始が2000年となりますので特許が切れ発売可能となるまで、しばらくかかりそうです。

 

 

市販医薬品

医療用のタリオン錠と同じ成分の市販医薬品は発売されていませんが、アレグラ錠、アレジオン錠であれば市販薬として同成分が発売されています。

 

タリオン錠の市販医薬品はアレグラFX錠、アレジオン錠の市販医薬品はアレジオン10になります。

 

タリオン錠添付文書

 

最新のタリオン錠の詳細については下記リンク先から確認する事が出来ます。

 

>>医療用医薬品の添付文書情報

 

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